工事が始まるまで

阿部が取材しているときも、初老男性が農作業をしていた。
阿部が「この畑は違法ですよ」と話しかけると、

「ここはもともと個人の土地で、数年前に国に売却 された。
その後、何かの工事を始めるという話だったが、何も始まらないから、工事が始まるまで使わせてもらおうと思った」と話す。山本五十六は、連合艦隊司令長官就任以前に暗殺の危機にあった。
そのために米内光政は、海上職である連合艦隊司令長官へと転任させたのだ。 その期間は歴代最長である。他にゆくところがなかったからだ。真珠湾攻撃計画も案外、最初はヨタ話に近いような内容だったのかもしれない。 帝国海軍の伝統的な作戦とは明らかに異なった内容だからだ。
頑迷固陋な艦隊派が、日露戦争以来の艦隊決戦に固執したのを山本五十六が航空機中心の機動部隊に変えさせたと言われるが本当にそうだろうか? 標準的な海軍将官の作戦思想はそれ程頑迷固陋ではなく、航空戦力を評価しつつも、その扱いづらさや低い性能に不満があったと思う。

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